出発から約1時間半
最初の目的地に到着いたしました!
『雲仙岳災害記念館』
1990年11月に始まった平成噴火・1996年の噴火終息宣言まで、この地で何が起き、そして、何が残ったのか。自然の脅威と、災害の教訓を、風化させることなく正確に後世へ残します。大迫力のドーム型スクリーンで火砕流・土石流を擬似体験できる「平成大噴火シアター」をはじめ、火山や防災について11のゾーンに分けて展示をしています。見て触れてリアルに体感しながら、わかりやすく学習できる日本で唯一の「火山体験ミュージアム」です。
また、今回訪れた島原半島は2009年8月、「世界ジオパーク」に日本第1号で認定されました。その情報や貴重な資料なども展示している施設です。
写真の中央に映っているのは普賢岳。雲一つかかっていないこの普賢岳をバックに参加者の皆さんと集合写真を撮りました。
この記念館のフリースペースをお借りして、今回は『マイ箸づくり体験』をしました。
教えてくださるのは、南島原市で材木店を営んでいらっしゃる、森永さん。
森永さんはいちょうの木を使って主にまな板などを製作、販売されています。また、マイ箸づくり体験を通して、資源やエコに対する意識を楽しく育てる活動もされています。
今回のマイ箸ももちろん、いちょうの木で作ります。
いちょうの木の特徴は…
①上品な白木で軽く扱いやすい
②臭いが残らず、黒ずみにくい
③油味があるため、水はけがよい
④殺菌作用・抗菌作用があり安心
作り方の説明を受けて、さぁ制作開始です!
ひたすらサンドペーパーでいちょうの木を削り、形を整えていきます。
小さなお子様から大人までみなさん無心に、童心に返って、作業されてました。
簡単そうに見えますが、これがなかなかの作業で、バランスよく出来上がるまで30分から1時間ほどかかりました。
形ができあがったら、コテでお好きな文字やマークを描いて、食用オリーブオイルをハケで塗って完成です!
箸袋は森永さんの奥様のお手製で、いろんな布で女性用、男性用、女児用、男児用をご用意してくださっていました。その中から箸袋を選び、マイ箸の完成です。
性別や年代に合わせて箸袋を作ってくださる、奥様の細やかな心配りに感激いたしたました。。。