秋月町での楽しみはまだまだ続きます♪
お食事を十分楽しんだあとは、思い出の品を作りに行きました。
清流庵さんから続く遊歩道。のどかな風景を堪能しながら歩きます。
遊歩道を歩くこと約5分。
次の目的地である「筑前秋月和紙処」さんに到着!
今回は、和紙漉きに挑戦しました~
秋月和紙の簡単な歴史ですが・・・
秋月藩八代藩主黒田長舒(くろだながのぶ)が藩の財政現の立て直し政策
のために地場産の奨励に乗り出したとされています。
その地場産が和紙(秋月和紙)ということです。
筑前秋月和紙処、井上さんによりますと、
江戸時代は筑前秋月藩から家禄を頂く下級武士でだったとのこと。
明治時代廃藩置県により藩は解体され武士は家禄を失い、士族は明治政府の
政策のおくれにより九州各地にて蜂起が起こりました。
政府は士族に対して、養蚕・製紙・織物などの殖産政策を施し、井上家はこの時代から和紙を漉き始めたとのことでした。
時代の波を乗り越えて、伝統を守り続けていらっしゃいます^^
秋月の和紙の歴史や和紙の材料となる楮(こうぞ)のお話なども伺い、
いよいよ和紙漉き体験がスタート!
材料をまんべんなく広げるのが難しかったそうです。
みなさん真剣に、慎重に和紙漉きをされていました♪
昔ながらの製法で和紙作り体験ができる場所が、残念ながら長崎県にはないそうです。
みなさん、貴重な体験ができてよかったですね~!
和紙漉き体験は30名一度にすることができないため、順番を待っている方がたは近所を散策していただきました♪
筑前秋月和紙処さんからすぐのところには、本葛を使ったくず粉やくずきりが楽しめるお店があります。
「廣久葛本舗(ひろきゅうくずほんぽ)」さんです。
創業は文政2年(1819年)。皇室御用達・宮内庁御用達・筑前秋月黒田藩御用達。
とても長い歴史のあるお店なのですね~この葛は和紙と並び、藩の財政現の立て直し政策の一つなのです。
九州産の本葛を100%使用し、様々な葛製品を作っていらっしゃいます。
また、葛の製造工程も見学できる工場があるそうです!
無料で見学させていただけるとのことです^^
黒田官兵衛ゆかりの地だけあって、店内には豊臣秀吉の鎧が展示されていました!
迫力があります!